深みのある黒豆入り米味噌の作り方
- #汁物
- #腸内環境改善
- #美肌
- #冷え性
- #夏バテ
- #味噌
- #暮らしの発酵通信WEB記事
お味噌の作り方には様々な方法がありますが、ここでは米麹を使った甘めの米味噌の作り方を紹介します。黒豆を足すことでコクがアップします。
材料
(10kg分)
・大豆 2kg
・黒豆 500g
・米麹 2.5kg
・塩 1kg(仕上げ用の振り塩を含む)
作り方
-
大豆をしっかり洗い、8~10時間ほど浸漬する。大豆は2倍ほどに膨らむため、2倍以上の量の水に入れてしっかり吸水させましょう。
-
親指と小指でつぶせるくらいの柔らかさになるまで大豆をしっかりゆでましょう。普通の鍋で3~4時間、圧力鍋で約15分程度です。
煮汁はこの後の工程で柔らかさの調節に使うため、とっておきます。 -
仕上げ用の振り塩をひとつかみ取り分けておきます。
大豆を冷ましておく間に、米麹をパラパラとほぐし、塩と合わせます。米麹と塩を合わせた状態のことを「塩切麹(しおきりこうじ)」と呼びます。 -
大豆が人肌程度に冷めたら味噌状になるまでつぶし、塩切りした米麹を加え十分に混ぜます。フードプロセッサーを使うと簡単につぶせます。
※この時、全体に塩が混ざっていないと、雑菌が繁殖してしまう可能性があるし、米麹が混ざっていないと発酵ムラができるので、塩切麹と大豆をしっかり混ぜましょう。 -
つぶした味噌を片手にとれるくらいの量を取り、ハンバーグを作るように中の空気を抜いていきます。混ぜにくい場合は豆の煮汁を加えて生地の柔らかさを調整します。
※味噌の容器の中では、酵母が空気の少ない所で行う「アルコール発酵」によって美味しい味噌が出来上がります。また、空気があるところからカビが発生しやすくなるので、しっかりと空気を抜いていきましょう。 -
焼酎などをスプレーして殺菌した容器(フタも要殺菌)に団子をたたきつけるように詰めていき、最後に殺菌用として取り分けておいた塩を振りかけます(容器は密閉性の高いものがおすすめ)。表面にラップをし、重石をのせてしっかりフタをし、三ヶ月くらい置いておきます。発酵初期はカビやすいので、なるべく空気に触れないように注意を。
置き場所は、なるべく温度変化の激しくないところがおススメです。 -
(約三ヶ月後)フタを開けて再度中身を取り出し、味噌玉をつくって入れなおします。
上と下の味噌が混ざりあい、発酵がさらに進んでより美味しい味噌が出来ます。これが、「天地がえし」と呼ばれる作業です。味噌は水分量からしてカビやすい食品なので、カビが生えていたら取り除きましょう。発酵具合を見ながら好みの熟成具合まで寝かせます。仕込んでから約半年後から食べられます。発酵具合をチェックして、日々変化する味を楽しみましょう。
ポイント
発酵豆知識☆
塩を加えるのは、味の調整もありますが、塩が入ることで他の菌が入り込みにくくなり、発酵が安定するという役割があります。「減塩味噌を作りたい」といって、塩の量を少なくすると、雑菌が繁殖しやすくなるので注意が必要です。
-
お弁当にも!きくらげの 甘辛炒め入りキンパby 里山の台所「猫も杓子も」
きくらげは、非常に滋味深い素材の為、薬膳料理によく使われる食材の1つです。きくらげの薬膳的効能は「滋陰補血」体を潤し、特に黒きくらげはミネラル分が多いので血を補い、貧血の改善・アンチエイジングに役立ちます。常備菜などに取り入れて毎日少しずつ取り入れると効果的です。
きくらげの甘辛炒めは、キンパの他、玉子焼きや焼きそば、スープにいれても美味しくお召し上がりいただけます。- #主食
- #ヴィーガン
- #腸内環境改善
- #美肌
- #お弁当
-
野菜&果物500g!ヴィーガンお弁当by 杉本佳江
このお弁当だけで、野菜300-350g、果物150gをとることができ、厚生省の示す1日の野菜と果物の摂取目標に近づけます。トッピングは作り置きでき、保冷していただくものなので、夜のうちに詰めておいても美味しくいただけます。
- #主菜
- #ヴィーガン
- #お弁当
- #酢
-
花粉症対策に!お手軽発酵大根もちby (一社)発酵ライフ推進協会
発酵調味料と食物繊維で腸内環境を整えながら免疫力UP!花粉症に効果的と言われる干し椎茸やシラス・蓮根など。そして、甘酒・塩麹などの発酵調味料。それら全てを混ぜて焼くだけ!そんな「お手軽大根餅」で花粉症軽減!
- #副菜
- #砂糖不使用
- #花粉症
- #塩麴
- #甘酒
-
冷え対策に!五香粉香る 味噌だれの鶏つくねby 里山の台所「猫も杓子も」
薬膳の基礎となっている中医学では「氣」の不足と「血行不良」が体が冷えてしまう一般的な原因と言われています。また、食材には体を温める性質のもの(温熱性)と冷やす性質のもの(寒冷性)があるので、薬膳での冷え対策は「氣」を補い、「血」の巡りを良くする温熱性の食材を摂ることがポイントです。
氣を補い温性の鶏肉をさらにパワーアップさせる葱や生姜の薬味類や五香粉と言われる強力に体を温めてくれるスパイスをミックスさせ、さらにお腹の冷えにいいと言われている味噌で仕上げた、冷え対策の鶏つくねです。- #主菜
- #冷え性
- #塩麴
- #味噌