あの人気商品は薬膳だった?! 枝豆とひじきの豆腐バー

by 里山の台所「猫も杓子も」
  • #副菜
  • #夏バテ
  • #醤油麹

某コンビニエンスストアで人気の豆腐バー。実は夏にうってつけの潤いと“氣”を補ってくれる素材の組み合わせでした。
暑い季節、体は汗をかくことにより体を冷やし体温を一定に保とうとしますが、その汗と一緒に潤いと氣までもが体外で出ていってしまいます。氣とは生命エネルギーの為、体の氣が減ってしまうと疲れやすく元気がなくなります。これが薬膳的にみる「夏バテ」の状態です。豆腐が潤いを、枝豆が氣を補い、ひじきが体の熱を冷まし、心の働きを安定させます。食物が与えてくれる元気と潤いがギュッと詰まった1本です。

2人分

材料

(豆腐1丁に合せた作りやすい分量)
・豆腐 1丁
・ゆで枝豆 100g(さやから取り出した状態で)
・乾燥ひじき 3g
・醤油麹 20g
・純米本みりん 5g
・無添加粉末だし 5g(かつお節・しいたけ・昆布などがミックスされたもの)
・片栗粉 大さじ2

前準備

・豆腐はキッチンペーパーなどに包みしっかりと水切りしておく。
・乾燥ひじきは水で戻してから、水気をしっかり切っておく。
・耐熱容器のサイズに合わせ内側にクッキングシートをはめておく。
・ミキサー・蒸し器を準備しておく

作り方

  1. ミキサーに水切りした豆腐・純米本みりん・無添加粉末だし・片栗粉を入れて撹拌する。

  2. 1をボールに取り出し、ゆで枝豆とひじきを入れ混ぜ合せる。

  3. 2を耐熱容器にいれ、蒸気のあがっている蒸し器で約15分蒸す。

  4. 蒸し上がったら、取り出し、冷めたら棒状にきり完成。

レシピ提供者

足立るみ
里山の台所 猫も杓子も 店主

静岡県浜松市にて薬膳と発酵をベースにした家庭料理を提案する料理教室を主宰。
国際中医薬膳師/調理師/(一社)発酵ライフ推進協会浜松校校長/発酵ライフアドバイザーPRO

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