【開催レポ】製造現場よりお届け!春からはじめるEM家庭菜園オンラインセミナー

株式会社EM生活主催で、2022年2月25日(金)に第5回EM生活オンラインセミナー『製造現場よりお届け!春からはじめるEM家庭菜園』が開催されました。 コロナ禍で自粛生活が続き、今、家庭菜園が大人気!「健康のために家で無農薬野菜を作ってみよう」や「通勤時間が無くなった分の時間で家庭菜園に挑戦してみよう」など、家庭菜園を始めるきっかけは人それぞれ。今回のオンラインセミナーには、なんと1000名以上が申し込まれたそうです。

 

講師を担当してくださったのは、EM(有用微生物群)製品の製造販売をされている株式会社EM研究所の山岡宏光さん。微生物の力で土を元気にして、無農薬野菜を作るプロフェッショナルです。

※EMとは=「Effective(有用な) Microorganisms(微生物たち)」の頭文字を取っています。微生物による発酵の力で悪臭を消したり、土や川の微生物環境を整えたりすることで、人と地球に快適な空間を生み出す善玉菌の集まりのことです。それを利用した技術をEM技術と呼んでおり、EM技術で野菜・果物を育てている生産者さんが全国にいます。

→EMについて詳しく知りたい方はこちら

 

  セミナーでは、堆肥を選ぶ時の必須ポイントや元気な苗を見極める3カ条、プランター栽培の実演もあり、わかりやすく教えていだきました。

 

 

 

 

家庭菜園の講習だけではなく、EMを実際に製造している現場の工場見学も。

 

 

自分で育てた野菜は、一味もふた味も違うはず!微生物の力、発酵の力を借りれば、初心者でも無農薬でカンタンに野菜が育てられることがわかりました。  

 

よくある質問Q&A

セミナーで発表されていた、よくある質問の一部をご紹介します。

Q1 ベランダでの栽培方法について教えてください。

A1 プランターで葉物野菜、特にリーフレタスが育てやすいです。 注意点は、日当たりと水管理です。土が乾いたらできるだけ午前中に水をあげてください。夕方はよっぽど乾いたら軽く水を上げてください。

Q2 日当たりが良くない場所での栽培について教えてください。

A2 日照が少ないと育ちがゆっくりだったり間延びしますが、可能です。 ニラ・シソ、三つ葉などは日照が少なくても育ちます。また、ホウレン草や春菊、レタスなども葉色が薄く、ひょろ長くなりがちですが、育ちます。 EM1と一緒にEM3を薄めて散布してあげると光合成を助けてくれるので、より良いと思います。

Q3 効果的なEMの散布方法、タイミングや回数などについて教えてください。

A3 使うタイミングは、肥料や堆肥を土に施す時、水をやる時の葉面散布です。水やりをEM1またはEM Gardenを入れた水で行うととても良いですよ。毎日水をやらない場合は7~10日に一度、葉にかけると良いと思います。

 

 

セミナー参加者の声

◎「講師の山岡さんのお話が聞きやすく、初心者にも分かりやすい内容でした。映像説明の後、プランター栽培の実演があり、より分かりやすかったです。また、工場内やEM製造タンクを拝見し、とても清潔で整頓された様子に好感を持ち、品質の良さが感じられました。」

◎「何か野菜を育てたくなりました!初心者におすすめされていたリーフレタスが良いかな。」

◎「説明は写真や図などで教えていただき分かりやすかったです。施設見学、本当に山の中なので驚きました。楽しかったです。ありがとうございました。是非第二弾をお願いします。」  

この記事を書いた人

里菌 かこ
「暮らしの発酵通信」ライター/発酵ライフアドバイザーPRO.

EM生活㈱に10年勤め、農業・健康・環境などあらゆる分野での微生物の可能性について全国各地を取材し、EM業界紙に掲載。発酵ライフアドバイザーPRO.の資格を取得し、発酵食品についても広く理解を深める。ライティングだけではなく、ワークショップ講師やイベント企画も務める。

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