持ち込みOK!自分の服を琉球藍で染める!
沖縄県南部の豊見城市にある〈おきなわ工芸の杜〉。沖縄県の伝統工芸品に直接触れたり、若手の工芸作家の工房を見学したり、伝統工芸体験ができる施設です。
「暮らしの発酵通信」21号で取材させていただいた〈琉球藍研究所〉は、沖縄本島北部にある東村で自ら藍の葉を育てて染料を作っています(取材記事はこちら)。おきなわ工芸の杜内に工房では、琉球藍の藍染体験ができます。
取材班も琉球藍染を体験してきました!
― 3日前まで ―
1.予約
琉球藍研究所のinstagramのDMから予約。
― 体験当日 ―
2.染めるアイテムを決める。または持ち込んだ服を計量してもらう。
工房にはTシャツやトートバッグなどが用意されているので手ぶらでもOK!自分が染めたい服などを持ち込むこともできます。ライターかこは着物の肌襦袢(麻)を持ち込み、カメラマン綾ちゃんはトートバックをチョイス。
※素材によって染められないものがあるので、詳しくは予約の際にお問い合わせください。
3.生地を水で濡らし、藍甕の中で染める。
水で布を濡らした後は早速藍甕の中へ…。生地に色素がしみ込むように、もみ込んでいきます。
模様をつけたい場合は輪ゴムなどで縛っていきますが、私はシンプルに藍色一色にしました!
同じ日に藍染体験に来ていた方はTシャツに模様をつけていました。
藍甕の中に手を入れると手や爪が真っ青に!アルカリ性なのでお肌の弱い方や手を藍色にしたくない方はビニール手袋を用意してくださっていますよ(私は藍を感じたかったので素手で染めました(笑))。
4.絞って軽く乾燥させる。
藍は甕の中では緑色。空気に触れることであの藍色になります。一瞬で色が変化する様子はとても感動!
少しつけて引き揚げてみると・・・淡い水色になりました。
5.出したい藍の色味になるまで、3~4の工程を繰り返す。
回数を重ねれば重ねるほど藍の色は濃くなっていきます。〈琉球藍研究所〉では、藍染体験時間内であればなんどでも重ね染めができます!
6.水洗いをして完成。
外の水道で水の色が変わらなくなるまで水洗いをします。濡れたまま持ち帰って宿泊先で乾かしましょう。
琉球藍研究所がある〈おきなわ工芸の杜〉では様々な沖縄の伝統工芸に触れたり体験したりすることができます!
